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ギフチョウ幼虫:無事にサナギにー6月中旬

 今年の3月下旬から始まったギフチョウの飼育・保護活動も6月中旬に飼育中の幼虫が皆サナギになり一段落を迎えました。
ホットしています。
5月9日の記事で卵が孵化した事まではお伝えしましたが、その後の成長を記事の容量の範囲内で記事にしました。
 
 
5月23日
ギフチョウの幼虫探し:採取

ギフチョウクラブの仲間と森の中へギフチョウの幼虫探し。
この春は色々といつもの年と違う様な感じがして少々不安。
 
 
飼育小屋

飼育小屋の中の幼虫も例年よりかなり少ない。
 
 
幼虫探し

カンアオイの葉を見つけてはソーと葉裏を見る。少し乱暴に見るとポロッと幼虫は下に落ちる。落ちると小さいのは見つからない。
 
 
幼虫

見つけた。これはまだ1齢幼虫。卵が2つあるが下のやや黒いのは今日か明日にも孵化する卵。
 
 
幼虫

こちらは孵化直後の幼虫。卵は皆孵化した後。
 
 

この時期、まだ卵の状態のがある。遅い!。
年をとって気が早くなったのか変化が遅く感じる。
 
それでも会員ンお人達のお陰で飼育小屋の中の幼虫と合わせて40頭位は確保できた。
まだ卵のもあるし、数日後に改めて私が森へ入り確保すれば50頭位にはなるかな。
 
 
結局後日のも合わせて49頭の幼虫を確保出来た。
 
 
幼虫の飼育
会員がそれぞれ家で飼育しているカンアイや山で採るカンアオイの葉で6月中旬のサナギになるまで飼育する。
 
我が家の飼育:5月24日の様子

こんもりと茂ったカンアオイの鉢。この2つの鉢に私は約20頭の幼虫を受け持った。初めはこの鉢に幼虫を置いておくだけ。
後はカンアオイを枯らさない様にする。この箱には網を被せます。
最初は簡単。することもあまりない。
 
 
6月1日の様子

この状態で3齢前後(個体差がある)。葉が大分食べられているのが分かると思います。
 
 
6月3日の様子

2日後の6月3日。4齢ともなるとその食欲はすごい。少々のカンアオイはアッと言う間に食べつくす。
 
 
6月3日

もう1つの方の鉢もこんな状態。更に庭に植えてあるカンアオイの葉をちぎって朝と晩にかなりの量を与える。
 
 
6月3日

5月24日に2鉢ともこんもりしていたカンアオイもこんな状態。
 
 
新しい鉢へ:6月3日

3齢~終齢の幼虫20頭を新しいカンアオイの2鉢に移す。
 
6月5日頃になるともうあまり食べない幼虫も出てくる。
一方この箱の中を下に降りたり、鉢の壁を歩いたりウロウロウロウロ始める。
 
サナギになる場所を探し始めた。その移動距離はこんな毛虫に似合わずかなりのものだ。
 
サナギになるための場所として小さな鉢を伏せて、入口を開けて箱の中内置いておく。
それでも新しい2鉢も6月10日前後にはほぼ丸坊主。
 
 
蛹化が始まる:6月7日

6月7日に早い幼虫は体を鉢の壁に固定して蛹化が始まる。
白い点が見えるがここがお尻。お尻と体の上半分の所を白い糸で巻いて3点で固定する。
 
 
6月7日

鉢を伏せた状態で蛹化するので手前がお尻、鉢の上の方が頭で蛹化します。
 
 
皆サナギに:6月16日

幾つかの鉢に分かれて、更にカンアオイの鉢の壁に中にはカンアオイの茎に体を固定してサナギになったものもいます。
黒い塊はサナギになるのに脱ぎ捨てた幼虫の皮。
 
 
やはり6月中旬には皆サナギになりました。
また、4月18日の記事でショウジョウバカマの葉に産みつけられた卵をご紹介してご心配を頂きましたが、あの卵もどうやら全部かどうか分かりませんが
何とか無事にサナギになった様です。
 
長い記事になりました。
最後まで見て頂いて有難うございました。
 
 
 
 
 
 
 
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コメント

No title

ギフチョウの卵から蛹への過程がよく理解できました。
それにしても幼虫たちの食欲は凄いですね~♪
ナイス!

No title

ギフチョウ、育成は大変ですね。
カンアオイの栽培もあるのですね。
そのぶん、蝶になると、可愛くてしょうがないでしょうね。

No title

ギフチョウの幼虫、サナギ、初めて見ました!
それに卵も。

思ったより小さいのですね。
真っ黒な幼虫、とても意外な姿でした。・・ナイス!

No title

幼虫の食べっぷりには脱帽です(*^-^*)
餌やり?も大変ですね。
こうやって保護し見守った卵が孵化し成虫になるのは、喜びもひとしおなのでしょうね。
もう一息!!
きれいな成虫の姿が待ち遠しいですね。
ナイス☆

No title

クラゲさん
少し慣れてくると葉の端に少し食べた独特の跡が見える様になります。上から見ても分かるのでその葉を裏返すと姿を見つけることが出来る場合があります。
ナイス有難うございます。

No title

田舎のオヤジさん
そうですね、来年の春まで長いサナギの期間があります。でも、9月頃になると徐々にサナギの体内で変化が起きてきて少しづつチョウの器官が形成される様になります。冬の終わりころには完全にチョウの器官がサナギの中で形成される様です。
ナイス有難うございます。

No title

山鰍 さん
岐阜と言う名前が付いていて絶滅危惧種、きれいなチョウと言う事で得に親しみを感じますので比較的会員の方も興味を持ってくれています。
ナイス有難うございます。

No title

サンゴロウさん
やはり岐阜県民はギフチョウに親しみを感じていますので会員も比較的集まりやすいです。幼虫の食欲は蛹化する数日前が一番食欲旺盛ですね。ビックリします。
今年も何とか無事にほぼ皆さんサナギ迄育ててくれました。
ナイス有難うございます。

No title

ひまじんさん
今日(6・20)皆で育てたサナギを持ち寄って飼育小屋のなかに来年の春まで半地下の所に保管してきました。今年も何とかほぼ考えていたサナギの数を確保出来ました。
ナイス有難うございます。

No title

たちつぼさん
それが中々チョウの数が増えないのです。何とかこの森からギフチョウがいなくならないようににするのが精いっぱいです。
今年初めてサナギまで飼育することに挑戦した女性がいます。
その方の感想:ケムシなんか大嫌いでした。でもカンオアイの葉をやっているうちにこのケムシがかわいくなってきた。sナギに無事なってくれて感激です。
よかったな~と思いました。
ポチ有難うございます。

No title

楓子さん
幼虫は終齢になって蛹化する4~5日前が一番食欲旺盛ですね。上のの写真のカンアオイの葉の8割はその数日間に食べたものです。
2~3日間ウロウロと一所懸命動き回り、そのうちピタッと食べなくなり蛹化が始まります。
ナイス有難うございます。

No title

やまやまhiやん さん
家でギフチョウの幼虫をサナギまで育てようとするとどうしてもカンアオイが必要になります。我が家にも上の様なカンアオイの鉢が6鉢と庭にカンアオイが数か所植えてあります。
無事にチョウになってくれるとかわいいし、ホットします。
子育てが終った様な気分になりますね。

No title

gotさん
卵も孵化したての幼虫も非常に小さいですね。少し大きくなると真っ黒な毛虫。女性の人はキャーと言う人が多いです。これがきれいなチョウに変身するのですから不思議なものですね。

No title

ちんべさん
最後の数日の幼虫の食欲がすごいです。上の鉢のカンオアイはほぼ80%はその最後の数日間に食べたものです。2日間ほどウロウロと動き回ってその内にピタッと食べなくなります、そうすると蛹化の始まりです。
何とか今年も無事にサナギまで育てました。
きれいなチョウの姿を見ると子育てを終えたようなホットした気持ちになります。
ナイス有難うございます。

No title

お房観音
ちょっと心配、この間の様な台風の時にはどうするのでしょう。
ここ50年関西は台風らしい台風が有りません。
風鈴をいちいち取り込む訳にもいきませんからなるようになれ~!でしょうか?

No title

クラゲさん
わざわざ御返事有難うございます。
なるほど、納得です。

No title

このような地道な努力により、あの美しい姿が守られているのですね。元々、このような活動が必要に迫られるようになったのは、森林伐採でしょうか。採集による個体減少もあるかと思いますが、いなくなってから後悔するのが世の常なので、心配になります。これからも頑張ってください。ナイス!

No title

ツユキさん
ギフチョウは1年に1度の羽化なので3月下旬~6月中旬まで色々とやることがありますがそれ以外の季節は仲間の懇親が中心です。私の考えるギフチョウの減少の一番の理由は里山の変化と減少かと思います。確かに捕獲する人もいます。見つけるといつもケンカになります。
ナイス有難うございます。

No title

クラゲは参加できない・大事な卵を踏み潰す・・泣

No title

クラゲさん
コメント有難うございます。
もしかしたら私達も気がつかないうちに卵や幼虫を踏みつぶしているのかも知れません。気を付けないといけませんですね。

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Author:トミさん
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岐阜県各務原市の里山の自然を楽しみながら歩いています。
花や虫や野鳥などなんでも見てやろうの気持ちでいます。

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