fc2ブログ

記事一覧

アオマダラタマムシ・ツマグロバッタの幼虫ー7月初旬:自然体験塾

7月初旬、毎月の自然体験塾がありました。雨の心配をしていましたが、当日は蒸し暑かったが雨は降らずに楽しい自然観察ウォークでした。
下見の時と当日観察したものを何回かに分けて記事にします。
 
今回の参加者は30名を越え、3歳から70数歳までの巾の広い参加者でした。2班に分かれての散策でした。
今は花もあり、昆虫、鳥の声と色々見るものがありました。
今日は昆虫や生き物です。
 
 
自然遺産の森

ここは私が勝手に「さえずりの道」と呼んでいる道。ここに来ると小鳥が沢山さえずっています。キビタキ、オオルリ、シジュウカラ、メジロ達の声がこの日も聞こえました。
 
 
アオマダラタマムシ

タマムシの仲間で独特のタマムシ色で輝いていました。
 
 
アオマダラタマムシ

写真でもそこそこきれいだが、実物は写真以上にきれいだった。地域によっては絶滅危惧種に指定されている。
私も今回が初めての出会いでした。
 
 
キリギリス

盛んに草むらで鳴いている。意外と姿を見る機会が少ないので、草むらから追い出してタモで捕獲。産卵管がないので雄。
 
 
コオニヤンマ

オニヤンマかと間違う様に大きなトンボ。サナエトンボ科。オニヤンマとは科が違う。体や胸の大きさの割に頭が小さい。
 
 
コオニヤンマ

オニヤンマと違って良く止まる。緑色の眼がきれい。
 
 
クロイトトンボ

コオホネの花が咲いている池。コオホネの葉の上に止まっているのがクロイトトンボ。結構小さなトンボなのでこれだけ離れるとこのトンボのきれいさが良くわからない。
 
 
 
ウシガエルの卵

ウシガエルの卵と言ってももう孵化してオタマジャクシ化しているのもいる。
ウシガエルの場合、一定の短い期間が産卵期ではなくて5月~9月が産卵期。
 
 
 
ウシガエルのオタマジャクシ

大きなオタマジャクシだ。頭は人間の大人の親指の先より大きいこともある。
2年がかりで大人になるのもいる。
 
 
ジャノメチョウ雄

ジャノメチョウは結構明るい草むらにいる。でも太陽が良く当たる場所と言うよりその中で、日陰に入り込む。
これは雄の翅の裏の模様。
 
 
ジャノメチョウ雌

幼虫の食草はススキ等のイネ科。夏に成虫の姿を見せる。
この翅(裏)の模様が雌。
 
 
ナガコガネグモの幼体

この時期はまだ幼体。このクモは草むらに生息するが比較的水辺にいる事が多い。
そして巣はかなり低めの所につくる。概ね、人間の腰から下の高さが多い。
 
 
ナガコガナグモの幼体

小さな川のほとりのイグサの中に集団で巣を張っている。上下の白い糸は隠れ帯。刺激を与えると激しく体を揺らす。その様子を子供に見せると最初は驚く。慣れてくると自分も刺激を与えて遊ぶ。
 
 
ツマグロバッタの幼虫

真夏に成虫になるバッタやカマキリ、ショウリョウバッタ等の幼虫が草むらの中に無数いる。これなら小さな子供も怖がらずに虫に慣れてくれる。
 
 
自然体験塾

 
 
 
次回は今回の続きで花等の植物です。
 
 
最後までお付き合い頂きまして有難うございました。
 
 
 
 
スポンサーサイト



コメント

No title

こんばんは。

子どもたちも大人もこんなにいろいろと見られては楽しかったでしょうね。
聞き慣れない昆虫ばかりでこちらも楽しめました。

ナイス☆

No title

3・・・(*゚▽゚*)イトトンボ何度挑戦しても未だに撮れないクラゲです。・・泣

No title

3才から70才・・・自然観察を楽しまれたようでですね。
なん才でも自然の生き物を楽しむのは良いものですね。
ただ・・・自然観察に出かけないと自然に会えないのが少し寂しいですね。

No title

自然体験型の運動に3歳児から70代までの幅広い人々が参加していることに喜びと感動を覚えましたね
今回もとても参考になる画像ばかりで「ほほう!これだったか♪」
などといいながら蜘蛛の画像を見ました♪ナイス!

No title

今晩は
自然体験塾の参加者が30名を超えて、3歳から70数歳までが参加されているとは驚きです。
色々の昆虫やトンボ等が観られて参加者たちも嬉しいでしょうね。
ナイスです!!

No title

田舎のオヤジさん
この季節は虫の活動が活発なので子供達にはうれしい季節ですね。
こちらも昆虫オジサンとして一緒に楽しんでいます。
子供目線にはいつも驚かされることがあります。
ナイス有難うございます。

No title

クラゲさん
イトトンボは小さいですから中々旨く撮れないですね。まして種を同定しようとすると本当に近づくか捕まえて撮らないと無理ですね。
ナイス有難うございます。

No title

やまやまhiやん さん
年齢幅が広いですが、中心は子供に合わせて時々大人の方も楽しめる様な話題に目を向けたりしています。子供親は子供中心で満足してくれます。
確かに身の周りにあまり自然がないのでわざわざ自然へ出かけると言う事をしないといけないのはそれこそ不自然ですね。

No title

山鰍 さん
年齢幅が広いので子供目線から中高年目線まで幅が広くなりますがそれだけに何でも観察対象にしてしまいます。
それなりに皆さん楽しんでいただけたと思います。
ナイス有難うございます。

No title

ひまじんさん
やはり中心は子供。今の時期は虫の活動が活発なので子供は昆虫に興味を持ってくれるのでこちらも一緒になって昆虫オジサンになります。
ナイス有難うございます。

No title

アオマダラタマムシはみたことがありません。
関東では絶滅危惧種だとか?
画像でこれだけき綺麗なのですから実物はさぞや輝いて美しいのでしょうね。
ナイス!

No title

楓子さん
アオマダマタマムシを見たのは私も初めてです。実物は本当にきれいでした。写真ではあの輝きが上手くお伝えできないです。
地域的には絶滅危惧種に指定されている所もある様ですね。
ナイス有難うございます。

No title

気持ちがよさそうな林ですね~~
玉虫なんてきれいなグリーン!
絶滅危惧種にも指定されているんですね。。

コオニヤンマもカッコいいなぁ~~子供たち喜んだでしょうね!

最後に家でも昔。。ウシガエルのオタマを飼っていて。。すっごく大きかったです。。たしかに二年ぐらいオタマでした。。

産卵期は春だと思ったら5-9月とずいぶん長いのですね!ウシガエルは蛙合戦しないのかなぁ??
ぽち☆

No title

たちつぼさん
このタマムシは写真より実物の方がきれいでした。私も初めて出会いました。
そうですね、子供にとってはオニヤンマの様な大きなトンボは憧れがありますね。もっともこのコオニヤンマは良く止まって捕まえやすいですが。
ウシガエルの産卵期は長いですね。それだけにその年のうちにカエルの赤ちゃんになるのとオタマジャクシのまま年を越すのとがいる様です。ウシガエルのカエル合戦はあまり聞いたことがないですね。この池にも沢山いますが合戦しているのは見た事がいないです。あちこちで結構増えていますね。
ポチ有難うございます。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

トミさん

Author:トミさん
ヤフーブログから移って来ました。よろしくお願いします。
岐阜県各務原市の里山の自然を楽しみながら歩いています。
花や虫や野鳥などなんでも見てやろうの気持ちでいます。

最新コメント

コンパクト月別アーカイブ

コンパクト月別アーカイブ