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キイトトンボ・シロホウライタケー7月中旬:自然遺産の森

時間が少し経ってしまいましたが、前2回に続いて、自然遺産の森の観察会の3回目です。
花、昆虫、キノコ等が一緒の記事です。
 
 
アオバハゴロモの幼虫

こんな白いカビでも生えたのだろうかと思われるものを見た事がありませんか。
蝋物質に体を包んだアオバハゴロモの幼虫の姿です。
 
 
アオバハゴロモの幼虫

アップで見るとなにやら幼虫に見えてきます。棒等でつつくとピョンと飛び跳ねます。子供にその様子を見せるとビックリして喜びます。
そろそろアオバハゴロモの成虫になった姿を見る頃です。
 
 
カキラン

この森の一角の湿地にカキランが何株かありました。今年は1株しか確認できませんでした。何処にある?写真中央にありますが、良くわかりませんですね。
 
 
カキランの花

ズームで撮ってトリミング。ようやく花を確認。来年はどうかな?
 
 
マイマイガの産卵

大量発生して農作物に被害を出した今年のマイマイガの幼虫も今、親になった雌は産卵の時期です。
この親は多分数日間かけて少しづつ頭の方へ移動しながら卵を産みつけて行きます。同時に卵を鱗毛で覆って保護しています。
産卵が終わった雌はすぐに死にます。
 
 
キイトトンボ

夏の水辺に小さな黄色いきれいなイトトンボを見る様になりました。
 
 
 
キイトトンボ

 
 
 
キイトトンボ

イトトンボと言っても肉食、アップで見ると脚のトゲといい、口といい結構迫力がありますね。
 
 
キタテハ

女性の帽子にキタテハが止まって逃げない。かなりしつこく帽子に執着している。この帽子が気に入った?
 
 
キタテハ

アップにしてみるとチョウは口を伸ばして帽子に差し込んでいる。汗の成分を吸っている様だ。
 
 
キタテハ

追い払うと今度は地面に降りてそこでなにやら吸い始めた。余程ミネラル不足だったのか。お陰で上から翅の表を撮る事が出来た。
 
 
シロホウライタケ

かなり古い倒木に小さな白いキノコが沢山生えてる。
 
 
シロホウライタケ

1部をとって見ると意外ときれい。キシメジ科。小さくて食べる気にもならないが食毒不明。
 
 
ミドリシジミ

本当はこのチョウの自然の姿で翅の表をお見せしたいのですが、私の活動は昼間。森の奥に行って朝や夕方になると良く活動して翅の表を見せるこの蝶
のきれいな写真を撮ることはなかなかできない。
 
 
ミドリシジミ

今回もこんな写真でごめんなさい。本当は美しい緑色の翅を持っているのですよ。
 
続きます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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コメント

No title

1・・・(*゚▽゚*)
いつもいつも珍しいものをありがとうございます。
キイトトンボのドアップにナイスを・・(*゚▽゚*)

No title

今晩は
キイトトンボは今季は未だ撮っていませんが、昨年は何度か撮りました。
キタテハは此方でも見ることが出来ますね。
シロホウライタケは珍しいキノコですね。
ナイスです!!

No title

青葉羽衣の幼虫はよく見かけます。。
白く葉っぱを覆っていて。。写真を撮ろうとすると。。ぴょんと跳ねます!
いつも思うけれど。。虫をアップで撮るって難しいですよね!
近づきすぎると。。虫が逃げちゃうし。。
遠いとぼやぼやだし

キイトトンボ。。意外と怖い顔!そうですね肉食だもの!

糸トンボも見つけても写真が取れない虫です!

ぽち☆

No title

こんばんは。

ハゴロモの幼虫は先日の観察会の講師も小枝でつついて動かしていましたが子供たちは興味津々でしたね。
カキランはここしばらく見ていません。そちらでも少ないのでしょうね。
いい生態系を保ったところのようですね。

ナイス☆

No title

中央左寄りに咲いているカキラン、黄っぽい3輪の花が見えていますね。キイトトンボ、キタテハ、白ホウライタケ、ミドリシジミなど。みな綺麗な森の住人達をよくとらえられましたね。ナイス。

No title

おはようございます!
アオバハゴロモ、キイトトンボ♪
今回も沢山の珍しいものを紹介してくださり歓声を挙げて見ました。

アオバハゴロモはまだ未見ですが北海道暮らしをしていた時に晩秋に
白い蝋質に包まれた「雪虫」が大発生することがあるのです!
ウンカのように頼りなくふわ~ふわ~と漂い衣服に付くと白い蝋物質が粉を振りかけたように付くので困りものでしたね~・・
キイトトンボもまだ知りません ナイス!

No title

アオバハゴロモの成虫も、ふわふわをまとってますか? たまにお店の植物についていて、「何?」と顔を近づけたらピョンっと飛んでビックリしたことがあります。
トンボってきれいな子が多いんですね。あまり、顔をマジマジと見ませんが、ひょうきんな顔で笑えます。
シロホウライタケは、なんて神秘的なんでしょう。ナイスですね!

No title

クラゲさん
イトトンボと言ってもアップにするとイメージが違ってきますね。
もっと小さな虫にとってはかなり怖そうですね。
ナイス!

No title

ひまじんさん
キイトトンボは黄色くてかわいらしくてこんな怖そうな脚と顔を持っているとは思いませんでした。
シロホウライタケは小さくて白くてこれもかわいらしかったです。
ナイス有難うございます。

No title

たちつぼさん
おっしゃる通り、昆虫の写真を撮るのは難しいですね。中には動かないで写真を撮らせてくれるのもいますが多くは近づくと逃げる、離れると詳細が分からない。
イトトンボは人間から見たら小さいのでかわいらしいですが、小さな虫から見たらアップの写真の様に怖いのでしょうね。
ナイス有難うございます。

No title

田舎のオヤジさん
やはり子供は動きがあるものに興味を持ちますので、コノアオバハゴロモの幼虫やゴミグモがポトリと落ちる所等はアッと言って驚いてくれます。
カキランは先日記事にした築水の森では沢山生えているのですが、この自然遺産の森では絶滅寸前です。
所により生き物の盛衰があるのは仕方ないですが・・・。
そちらでも見る機会が少ないですか。
ナイス有難うございます。

No title

takaさん
良くカキランを見つけて頂いたですね。以前はもっとあったのですが今やこの森では絶滅寸前です。
森の中にも白、赤、黄色、紫、緑と色々な色を見つけることができますね。日本人の色彩の豊かさ等もこうした自然の中で色々な色を見ることから来ているのだろうなと思います。
ナイス有難うございます。

No title

山鰍 さん
キイトトンボをまだご覧になった事がないですか。そちらの方に生息していないのでしょうか。
北海道の「雪虫」は良く話しに聞きます。アブラムシが1年に1度あの姿になります。井上靖の「しろばんば」はその雪虫を題名にした小説ですね。次回かその次にアブラムシの今の生態を簡単に記事にする予定です。
ナイス有難うございます。

No title

凛華 さん
アオバハゴロモの成虫は白いものは纏っていないですが薄緑色のきれいな小さな翅をもった虫です。天女の羽衣を纏ったということからの名前になっています。似た様な幼虫でベッコウハゴロモの幼虫も白い綿の様な物を纏いピョンと跳ねます。成虫も幼虫も植物の中に口を差し入れ樹液(草も)を吸いますので凛華 さんの様な所では商品に害をもたらします。
ナイス有難うございます。

No title

カキランにキイトトンボ、見たことがないです。
子供の頃は水色のと緑色のイトトンボをよく見ましたけどね。シロホウライタケですか。山道で見かけたことがあります。

No title

追伸です。アオバハゴロモ、よく山で見かけて病気かなと思っていました。そういえば庭の野菜から白い虫が飛ぶのは見たことがあります。そんな素敵な名前を持った虫だったんですね。

No title

山が好きさん
イトトンボは体が小さいですが良く見ると皆きれいな体の色をしています。シロホウライタケも山の中で立枯れた木で古くなったところから生えているのを見た事があるのではないでしょうか。
アオバハゴロモの成虫は薄緑色のきれいな天女の羽衣の翅をもっているのでかわいらしいですよ。
ナイス有難うございます。

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岐阜県各務原市の里山の自然を楽しみながら歩いています。
花や虫や野鳥などなんでも見てやろうの気持ちでいます。

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