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エゴノネコアシ・キイボカサタケ・ミソハギー7月中旬:自然遺産の森

まだ続いている自然遺産の森の観察会の時の4回目の記事です。
7月中旬の里山の様子の1部です。
 
 
エゴノネコアシ

エゴノキに夏になるとこんな変なものを見かけた人もいると思います。
エゴノネコアシというエゴノキに出来る虫こぶです。
 
 
エゴノネコアシ

少しに見くいですが初夏になると皆穴が空いています。これを作ったアブラムシがこの穴から他の植物に移ったところです。
 
 
アシボソ

何処にでも生えている(?)アシボソというイネ科の植物。エゴノネコアシアブラムシはこのアシボソとエゴノキを行ったり来たりしながら生きています。
昨年の初冬エゴノキに移ったアブラムシはそこで産卵→卵で冬越しをしました。今年の春に孵化→成虫。そして雌が雌を産んで増えています。この時に出来るのがエゴノネコアシ。この季節になると翅の生えた成虫が生まれて夏~初冬を過ごすアシボソに移ります。
 
 
アシボソのアブラムシ

これがエゴノキから移ってきたアブラムシ。このアブラムシは皆雌で、やはり雌が雌を産みます。秋になると雄も生まれて交尾して翅が生えたアブラムシが生まれてエゴノキに移り産卵します。
不思議なアブラムシの生態。
北の国(北の国に限らないが)では初冬に翅の生えたアブラムシが白い蝋物質を身にまとい他の植物に移る為に飛び始めます。これを雪虫と言ってこれを見ると間もなく雪が降ると言われます。
 
 
 
キイボカサタケ

やや小ぶりだが黄色くて形の良いキノコ。
 
 
キイボカサタケ

傘の頂上がイボの様形になる。イッポンシメジ科。
 
 
ナラタケモドキ

広葉樹の枯れた木や根元に生えてくる。
 
 
ナラタケモドキ

ナラタケに良く似ているがこちらはツバがない。ナラタケ共々食用になる。
 
 
 
ホソバセセリ

初夏に登場するこの森ではやや珍しいセセリチョウ。幼虫の食草はススキ等のイネ科。
 
 
ヤマサナエ

初夏から何度かこのブログにも登場したが再度の登場です。これは雌。
多分これで今年のヤマサナエの登場は終りかな。
 
 
ヤマサナエ

胸の模様と眼の緑色がきれい。両方の眼が離れている。
 
 
タカネトンボの翅と胸

仲間の1人がきれいなトンボの胸と翅を拾った。さて何トンボなのか。調べて見るとタカネトンボ。体、特に胸が金緑色に光るきれいなトンボと分かった。
タカネとあるが特に山地と限らず低山地の里山でも生息しているらしい。
ただ、この森では体の1部だが我々にとっては初見え。
 
 
ミソハギ

最後はきれいなミソハギの花、。お盆の花として使われるが一角で咲き始めた。
 
 
ミソハギ

ミソハギ科。この森に群生しているところもありそこが沢山咲き始めると多分再度の登場になると思う。
 
 
もう1度このシリーズは続きます。
 
最後までお付き合い頂きまして有難うございました。
 
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コメント

No title

トミさん
まるで植物・昆虫図鑑を拝見しているようです。
はじめまして、当方ブログご訪問ありがとうございます。

No title

こんにちは
今回の植物は殆んど解らない物ばっかりですね。
アシボソのアブラムシやキイボカサタケ、ナラタケモドキは特に判りません・・・
ホソバセセリやヤマサナエは名前は聞いた事があります。
ミソハギは私も先日アップしました。
ナイスです!!

No title

エゴのネこアシ。。たちつぼも見かけたことあります。。アブラムシが作ったには大きくて。。穴が開いて笛になりそう(笑)

アブラムシは。。雌がメスを産む単為生殖が多いですね。。ミジンコも同じなんですよ~~環境が変わったりすると雄が出現して。。有性生殖をするみたいです!

ヤマサナエのサングラスはかっこいい!
蜻蛉は捕獲しないと、写真を撮るのが難しいですね!
今日、黒い羽のトンボを見たけれど。。ぬらりくらりと逃げられて写真が取れませんでした。。ミソハギが咲くとお盆ですね!
ポチ☆

No title

こんばんは、

エゴノキの虫こぶは知りませんでした。雪虫のメスがこれでしたか。
ホソバセセリというのはまだ見ていませんが、こちらにも分布しているようですね。そのうち会えるかな?
珍しいトンボの名前が出てきましたね。一部分でもいることの証ですから貴重でしょう。
ミソハギという草は見ているかもしれませんが記憶からは外れています。
いろいろ勉強させていただいています。

ナイス☆

No title

今晩は!ユキムシの詳細を語って頂き感謝です
晩秋の北海道でユキムシに遭遇したことがありますか?
初めての人は幻想的だと感嘆するのですが地元の人はひたすら迷惑と思っている人が大半
北海道のユキムシはトドマツの根本からヤチダモに移動するという途中の出来事だと聞きました
ナイス!

No title

雪虫の正体はアブラムシなんですか~!! アブラムシにはほんとに悩まされます。前日までまったく大丈夫だったのに、朝鉢物を並べるときに見ると・・・びっしり!いつのまに?!ってことが結構あります。いったい、どっから湧いてくるんでしょう??
いつも楽しい記事をありがとうございます。ナイスです!

No title

midmarkさん
コメント有難うございます。私のブログは里山の自然の様子が中心です。植物。昆虫。生き物。キノコ、野鳥等何でも対象にします。
時々遊びに来てください。
相変わらず日本はすごい暑さが続いています。
ナイス有難うございます。

No title

ひまじんさん
そうですか、アシボソ、アブラムシと言っても興味のない人は全く分からないと思います。ファーブルではないですが興味を持つと恰好面白い世界です。
ミソハギはこれからが本番できれいな花ですよね。真夏に良く似合います。
ナイス有難うございます。

No title

たちつぼさん
春に生まれたアブラムシがエゴノキの芽の汁を吸ったりすると木の方はこれはたまらないとなり退治しようとしてその部分ガ異常発達してこんな変な形のなるようです。ミジンコも単為生殖なのですか。小さな生き物は色々と変わった生き方があるものですね。
トンボは捕まえないと中々写真に撮りにくい。撮っても種の同定が難しいですね。
ナイス有難うございます。

No title

田舎のオヤジさん
そちらの方でも初冬になると雪虫が飛ぶのではないでしょうか。その場合どの植物の間を行き来しているのか分かりませんがアブラムシの姿なのです。
タカネトンボはその1部と言っても初めての出会いでした。
ミソハギはこ森でも全くの自然と言うより多分この自然公園が開園された時に植栽したのではないかと思っています。きれいな花ですよ。
ナイス有難うございます。

No title

山鰍 さん
北海道の雪虫はトドマツとヤチダモの間を行き来すると本で読みました。こちらの方でも初冬になると北海道で見る雪虫と同じような雪虫が飛び始めます。でもこちらにはトドマツもヤチダモもない。色々と調べて見たが良く分からないでいます。トドマツの代わりになる様な針葉樹はありますしヤチダモの代わりに同じ科・属のマルバアオダモと言う木は沢山あるのでその間を行き来しているのかなとも思ったりしています。
ナイス有難うございます。

No title

凛華 さん
そうですね。アブラムシも自然の中の1生物として見ると思い白い生態を持っていますが自分に関係してくるとなると別問題。庭木や植えた花等のアブラムシは徹底的に退治します。
色々なアブラムシがいますが殆どの場合、最初は飛んできて又はその植物に付いてきて雌が雌を産み続けてアッと言う間に増えてしまう。ナイス有難うございます。

No title

おはようございます。
今朝ピーマンの葉の裏にアブラムシの大群が・・・・
トミさんのように余裕をもって見ることができませんでした(@_@)
ナイス☆彡

No title

まちゃりんさん
我が家の庭の植物についたり、野菜についたりするアブラムシ等は害虫としてやっつけますよ。その時には自然観察の眼にはなりません。
まー、そんなもんだと思います。
ナイス有難うございます。

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Author:トミさん
ヤフーブログから移って来ました。よろしくお願いします。
岐阜県各務原市の里山の自然を楽しみながら歩いています。
花や虫や野鳥などなんでも見てやろうの気持ちでいます。

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