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タツナミソウの花・ヤマトミクリの花ー6月中旬:自然遺産の森の観察会その3

前2回に続いて、今回も6月中旬、自然遺産の森での観察会とその下見の時のその3です。
今回も野草、木に咲く花、他の生き物が登場します。
 
 
東海自然歩道

この森の一角には八王子から大阪・箕面を結ぶ東海自然歩道が通っています。
 
 
タツナミソウ

タツナミソウ:シソ科。
この森にはこのタツナミソウとシソバタツナミが生えています。
初夏の花として色も形も私は好きな花の1つです。
 
 
タツナミソウ

植物の名前は時に変な名前のつけ方がありますが、この花のネーミングはセンスありますね。
ただ、最近この森のタツナミソウが減ってきている様に思えます。
皆さんの所ではどうでしょうか。
 
 
タツナミソウの特徴

タツナミソウの仲間には色々な種類があり区別が難しいこともあります。
タツナミソウの同定の1つは茎の毛の向き。この様に茎から横に真っ直ぐ毛が生えているのはタツナミソウ。
 
 
シソバタツナミ

シソバタツナミもこの森で見かけることが出来ます。
全体的には背がタツナミソウより低いかな。花の付き方も少し違います。
 
 
シソバタツナミ

シソバタツナミは名前の如く葉がシソの葉に似ています。多くは葉の裏側が紫色。
この森ではタツナミソウより花の咲く時期が少し遅い。
 
 
シソバタツナミの特徴

花の付き方、葉の様子などでも分かりにくい時には茎の毛の向きをみる。
上のタツナミソウは横に毛が出ていたがこちらは毛の先が上向きにカールしている。尚、オカタツナミソウはこの毛の先が下を向いている。
 
 
ササキリの幼虫

キリギリスの仲間。ササ等の多い林床などで見られる。
8月になると成虫になりジキジキ・・・・と鳴き始める。
 
 
トゲカメムシ

両肩がトゲの様に尖っているカメムシ。ずんぐりとした体形。ヨモギやアザミ等を食草としている。
 
 
スジグロシロチョウ

野山でよく写真を撮っていると、どちらかと言うと珍しいものには目を向け、写真も沢山撮るが良く見かけるものの写真はあまりない。いざモンシロチョウの写真を使いたいと思っても結構在庫にないことが多い。
このチョウもその1つ。
 
 
ナデシコの花

前回キキョウの花をアップした。少々色が濃いがナデシコの花が咲きだした。
ナデシコジャパンも満開に咲き誇ってほしい。
 
 
ネジバナ

皆さんの地域でもネジバナが咲きだしている様ですね。
こちらでも沢山見られる季節です。
 
 
ヤモリ

この森の管理棟などに数匹のヤモリが住んでいます。
時にヤモリはガラス面でも平気で張り付いていますね。どうして張り付く事が出来るのか? 吸盤ではないとの事。ではどうして?
どうやら完全には吸いつく事ができる要因は解明されていないとか。
 
 
トノサマガエル

かつてはトノサマガエルは田んぼや小川や野山の水辺の何処でも見られたが今やこの生息は豊かな自然の証明。
 
 
ムラサキシキブの花

ムラサキシキブがきれいな花を咲かせています。
 
 
ムラサキシキブ

花弁は4つに分かれる。オシベは4つ、メシベは1つ。秋には紫色のきれいな実がなって良く目だちます。
 
 
ヤブニッケイの花

 
あまり目立ちませんが、ヤブニッケイの木を見ると淡い緑色のかわいい花が咲いています。クスノキの仲間。秋に黒紫色の光った実がなります。
 
 
ミクリの花→ヤマトミクリの花

花茎が2本立ちあがっているのがミクリ。ミクリ科ミクリ属。この様な水辺に生えている多年草。葉はスゲの仲間とそっくり。
ブログの友人からのご指摘でヤマトミクリと訂正します。
 
 
ミクリの花→ヤマトミクリの花

花茎の上の方にご覧の様に雄花を数個~10個位つける。下は雌花。
 
 
ミクリの雌花→ヤマトミクリの雌花

雌花は花茎の下の方に数個つける。この雌花が受粉して栗のイガの様になる。
そこから水辺の栗のイガ→ミクリとなった様です。
 
 
この記事終ります。
次回はもう1度自然遺産の森の観察会その4です。
最後までお付き合い頂きまして有難うございました。
 
 
 
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コメント

No title

こんにちは。

タツナミソウの仲間の毛の生え方も同定の一つと分かっていてもいざとなると花や葉のほうに目を奪われて忘れてしまいます。
トノサマガエルやヤモリはこの辺りでは見られないようです。
トウキョウダルマガエルとイモリはいますよ。

湿地ではヒメミクリがこれからで、今はオモダカが咲き始めました。

No title

タツナミソウは茎の毛でも見分けられるのですね。
狭山丘陵ではタツナミソウとオカタツナミソウが見られます。
タツナミソウは数か所のうち1カ所で消えてしまいました。
こちらでも減っているんですね。

No title

こんにちは
タツナミソウは我が家でも育てていますが種がこぼれて
彼方此方から芽を出して花を咲かせますね。
シソバタツナミは始めて観るよう思います。
ネジバナは先日にムラサキシキブは今日アップしました。
ナイスです!!

No title

タツナミソウの同定の仕方、今度見てみますね
ミクリ、小牧の温水プールの上の池に数年前には見られたのに
今は見られません~
絶えたようです
残念!

No title

立浪草の産毛なんてみたことありません。へぇ~って感じです。
ミクリも初めて見ました。繊細な可愛らしいお花ですね。
ヤブニッケイの花もなんてかわいいんでしょう。小さなお花のようですね。
お店に連れてこられたアマガエルのぴょん吉は、すっかり姿を見せなくなりました。どこにいるのやら・・・。
ヤモリも毎年お店のガラスに張り付いてます。吸盤じゃないんですね。不思議です。
今回もお腹いっぱいになりました。ありがとうございました。
ナイス!

No title

タツナミソウ属の毛の向きの写真すばらしいですね。同定には毛の向きが大切と分かっていてもなかなかちゃんと撮れていなくていつも?です。

No title

今回も盛りだくさんですね!
今年はタツナミソウを見そびれてしまいました。すでに花が終わってました(>_<)
ミクリは初めて見ました。可愛いですね♪

我が家の壁には毎晩数匹のヤモリがくっついていますよ。
指の先の「グルグル」がくっつく秘密なのでしょうか(*´▽`*)

ナイス☆

No title

今回もきれいな写真でナイスです。
ところで、このミクリ、ただのミクリではなさそうです。花の付き方から見る感じだと、ヤマトミクリのように見えます。珍しいですね。

No title

> 田舎のオヤジさん
そちらにはトノサマガエルやヤモリはいないのですか。トノサマガエルは昔からいなかったのかな?。
ヒメミクリはこちらにはないですが、可愛らしいそうですね。
ナイス有難うございます。

No title

> 散歩道さん
タツナミソウはこの季節野山では何処でも見られると思っていましたが、次第に少なくなってきていることに気が付きました。そちらでもそうですか。
ナイス有難うございます。

No title

> ひまじんさん
どうもこの森の中ではタツナミソウは少し減ってきている様な気がします。ひまじんさんの家では増えているとの事少しホッとします。
そちらの方ではシソバタツナミはあまり見かけませんか。
ナイス有難うございます。

No title

> ちーちゃんさん
タツナミソウの茎の毛の向き、若い眼なら裸眼で見えると思います。私の眼はルーペを使わないと見えません。
へ~こんなに違うのだと思いました。
ナイス有難うございます。

No title

> 凛華さん
タツナミソウの茎の毛の向き、凛華 さんなら裸眼で見えると思います。私はルーペを使わないと区別する様には見えません。
アマガエル君、どこかで梅雨入りを喜んでいると思いますよ。
どうやらヤモリの足の秘密は簡単ではなさそうです。
ナイス有難うございます。

No title

> やすこさん
しばらく前に顕微鏡的に撮れるデジカメを買いました。それで見たり、撮ったりすると思わぬ世界が見えてくるのでこうした毛の向きも撮りたくなります。
ナイス有難うございます。

No title

> ちんべさん
ミクリの花、かわいいでしょう。特に目立つ色ではありませんが花の付き方た形が面白いですね。
ヤモリの足の秘密、どうやら簡単ではなさそう。その足先のグルグルがどうしてガラスでも登れるのか。アメリカの有名大学の先生方が研究してもいまだに結論が出ないとか。
ナイス有難うございます。

No title

> しみしょくさん
コメント有難うございます。ヤマトミクリですか。ご指摘有難うございます。全く知りませんでした。今度もう1度現地へ行きますのでその時に確認してみます。
ナイス有難うございます。

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岐阜県各務原市の里山の自然を楽しみながら歩いています。
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