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ウワミズザクラの花・3種のノエンドウの仲間・スルガテンナンショウの花ー4月中旬:自然遺産の森の観察会

4月中旬、いつものフィールフドの自然遺産の森で定例の観察会を
やりました。当日は天気も上々。
今年は春が来るのが早くてソメイヨシノは終わり、楽しみにしていたシデコブシも完全に終わっていました。代わりに写真はありませんがコマドリの囀りが聞こえました。こんな場所でコマドリの声を聞こえるとは思ってもいませんでした。
下見の時と併せて沢山の写真を撮ったので数回に分けますが、季節が行ってしまうのが心配です。

新緑になった自然遺産の森



アセビの花

この花も長いですね。2月から咲き始め、まだ花が沢山咲いている木もあります。

ウワミズザクラ

ソメイヨシノが終わり、ヤマザクラも終わるとウワミズザクラの花が咲き始めます。

ウワミズザクラの花

ブラシのような花。これでもバラ科。律令時代にこの木を燃やして亀甲占いに使ったことから「裏に溝をつける木」→ウワミズザクラになったとか。

ウワミズザクラの花

花をアップで見るとなるほどバラ科というのも分かります。

モンカゲロウ

ここは車の屋根。この日は虫が少なかったです。

トウカタンポポ

タンポポの季節です。この森の在来のタンポイポは何種類かありますが
代表的なのはトウカイタンポポ。

トウカイタンポポ

蕾の方が特徴がよくわかります。総苞片にある突起が大きい。外側の総苞片は内側の総苞片の長さの半分以上。

3種のノエンドウの仲間
カラスノエンドウ

3種の中では葉も花も一番大きい。

カラスノエンドウ

托葉に黒い模様がありそこにアリが集まっている。托葉に黒い模様があるのは
このカラスノエンドウだけ。

カラスノエンドウとアリ

この黒いのは、蜜腺アリがこの蜜を求めてやってくる。その代りに他の虫を寄せ付けない働きをしている、カラスノエンドウとアリとの共生。

スズメノエンドウ

カラスよりずーと小さいスズメ。

カスマグサ

大きさは上の2つの中間。植物の名づけの面白さを知った1つ。カとスの間(マ)でカスマグサ。

スルガテンナンショウ

サトイモ科、テンナンショウ属。マムシグサの仲間。

スルガテンナンショウ

蓋のようになっている仏炎苞を開けると坊主頭のような丸いもの(付属体)が出てくる。この付属体の形と色が特徴。同じ株が年によって性転換する。

スルガテンナンショウ

この白い線の所の仏炎苞の合わせ目に穴があると雄の状態、ここに穴がないと雌の株の状態。この株は穴がないので雌。秋には赤い実が生る。

今日の記事は終わります。
最後までお付き合い頂きまして有難うございました。
次回はこの続きです。


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コメント

No title

こんばんはー
コマドリのさえずり・・・聴いたことなかったのでyoutubeで聴きました。
先週森へ行ったときは気が付かなかったので、今度はよく耳を澄ませてみたいです。
カラスノエンドウ、カスマグサ、スズメノエンドウ。
この時期は見比べが楽しいです♪
うろ覚えになってたので、写真とお話が楽しかったです♪
また、森へでかけます(*^_^*)
ありがとうございました。m(__)m

No title

カスマグサは小さくて撮ってもぼけてしまいます。
綺麗に撮れてますね。名前の付け方も面白いです。
スルガテンナンショウはこちらの固有種ですか。
付属体をじっくりと見たことありませんでしたが、形と色がほかのと違うのですね。

No title

こちらではコマドリの鳴き声は奥地に行かないと聞けません。
渡りの時には里山でも聞くこともありますが稀です。
マムシグサも合わせ目の穴の有る無しで見分けるようですね。

それにしても楽しい森ですね!!

No title

こんばんは
コマドリは出遭ったこともありませんがブロ友のブログで観ますが直
凄く綺麗な野鳥ですよね。
出遇って撮って観たい鳥さんです。
ウワミズザクラが沢山咲いていて綺麗ですね。
ナイスです!!~

No title

今年はコマドリが多いみたいですよ。大阪ではあっちにもこっちにも出ているようでした。
カラスノエンドウの托葉に黒い模様初めて聞きました。気がつかなかったな!今度確かめてみます。

No title

こんばんは。
スルガテンナンショウに雄雌があるのですか、知らなかったです。
ありがとうございました。

No title

こんばんは!・・・ウワミズザクラ??初めて知りました!!
見た事が無いです。滋賀県にもあるんやろか??カラスのエンドウとスズメのエンドウは庭にも生えてるんでわかります。関西タンポポにはシロバナのタンポポが有ります。黄色の関西タンポポよりも多いいように思います。マムシグサはいっぱい有ります。コンニャクと間違えて山から採ってきて庭に植えたんですが芋ができずに??マムシグサって後からわかりました(笑)

No title

おはようございます(^^)
今日は久方ぶりに心地よい好天のみちのくです♪

そちらの森はこちらの初夏の様相ですね!
ウワミズザクラはこちらもこれから咲きます。

前回の記事の中の「シハイスミレ」!トミさんの説明が素晴らしかったのでこれだけは覚えられました。そして探してみたら
「ありました!」こっちにもあるのですね!
ありがとうございます。コマドリ♪是非写真を撮ってください(^^)

No title

おはようございます。

これから森林浴を兼ねて、いろんな花や木々に出会いながらの
森林浴、身も心も癒されますね。
私も行きたいですが齢が年ですので
こうして見せて頂きます。
ナイス!

No title

> たんぽぽ♪さん
私もまさかあの森でコマドリの声を聞くとは思っていませんでした。聞いた時には驚きました。移動の途中で立ち寄ったものと思います。天気が良い時には今森の中が気持ちいいですね。キビタキの声もきれいに囀っていますよ。
ナイス有難うございます。

No title

> 散歩道さん
スルガテンナンショウは駿河の国で見つかった東海地方特有の植物と思います。テンナンショウの仲間ではこの付属体が坊主頭のように大きくてでやや黄色いのが特徴です。MFではマムシグサの仲間はこのスルガテンナンショウが多いですね。今度テンナンショウの仲間を見つけたらこの仏炎苞を上げて見ると付属体が見えますよ。更に良く見ると仏炎苞の内側はツルツルしていて虫は登れない、雌花の場合は更に上の登れない仕組みがあります。雄株の場合は下に穴が開いていてそこから虫は出られる。すごい仕組みも見ることができます。
ナイス有難うございます。

No title

> 田舎のオヤジさん
私はこの森でコマドリを聞いたのは初めてです。野鳥に詳しい友人がいたので「アッ、コマドリの声」と教えてくれました。彼曰く、移動の途中でこの森に立ち寄ったのだ。とのことでした。
マムシグサの多くは(違うのもありますが)下に穴が開いているかどうかで雄雌が分かります。
多くの仲間と一緒なので色々と発見があります。
ナイス有難うございます。

No title

> ひまじんさん
残念ながらコマドリの姿を見て写真に撮ることは出来ませんでした。
でも鳴き声をこの森で聞こえただけでも満足です。
渡りの途中で立ち寄ったようです。
ナイス有難うございます。

No title

> nika4さん
スルガテンナンンショウを初めとして多くのテンナンショウの仲間は雌雄があるようです。それも同じ株でも根茎の栄養状によって雄株になったり雌株になったり不思議な性転換をするようです。
ナイス有難うございます。

No title

> syuzouさん
多分そちらの里山にもウワミズザクラはあると思います。ソメイヨシノが終わり、ヤマザクラも終わると山の中の桜から多くの人は関心が無くなってしまうころこの桜が咲きだします。
シロバナタンポポは関西では多いらしいですね。
こちらでは白いタンポポは珍しいでしすよ。
マムシグサとコンニャクを間違えるのは怖い話ですね。何事もなくて良かった。
ナイス有難うございます。

No title

> 山鰍さん
今年は例年より早く里山も初夏の装いになりました。今日も気持ちのいい風が吹いています。スミレの件、お役に立てて良かったです。
コマドリの声はこの森で私は初めて聞きました。野鳥に詳しい友人が
観察会の途中で「アッ、コマドリの声だ」と教えてくれました。しばらく皆であの素晴らしい鳴き声を聞いていましたが、残念ながら姿を見ることが出来ませんでした。渡りの途中で立ち寄ったとのことでした。
ナイス有難うございます。

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ヤフーブログから移って来ました。よろしくお願いします。
岐阜県各務原市の里山の自然を楽しみながら歩いています。
花や虫や野鳥などなんでも見てやろうの気持ちでいます。

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