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オオハナワラビ・ヒトツバの胞子嚢・シキミの花ー1月観察会その2

前回に続いて1月12日に観察会を行ったときに観察した植物たちです。
冬の里山の様子「その2」です。

オオハナワラビ

谷間の木々に囲まれたところにオオハナワラビが沢山生えていました。
今までオオハナワラビを見つけようとしても数が少なかったので少々ビックリです。

オオハナワラビ

一見してフユノハナワラビより大きい。栄養葉も大きいし、胞子葉は30cm
位はあると思います。

オオハナワラビの葉

葉の先が尖っていて鋸歯が鋭い。

フユノハナワラビ

近くにフユノハナワラビも生えている。この胞子葉はフユノハナワラビにしては
大きいが約20cmくらい。

カニクサ

ツル性のシダ。2m位ツルが伸びて葉が茂っているがこれが全部で1枚の葉というのがどうも不思議。冬に枯れてしまうものもあるがこのように冬にも枯れない
のもある。当地区は両方が生えている。

カニクサの葉

この葉片の先端に胞子をつける。

イワガネソウ

特徴のあるシダ。シダというより観葉植物にでもなりそう。
イワガネゼンマイとよく似ている。

イワガネソウ

胞子嚢は葉脈に沿ってできる。その葉脈は途中で交わり網目のようになる。
似ているイワガネゼンマイはこの葉脈が葉の先端まで並行して交わらない。

クロガネモチの実

この谷間の道筋に沢山のクロガネモチが植栽されている。
今沢山の実をつけている。本来雌雄異株なのだが、植栽は雌の木がほとんど。

クロガネモチの実



オオカマキリの卵鞘

この時期には虫の気配がするこんなものも写してしまいます。

ヒトツバの群生

小山のような岩があり表面はヒトツバに覆われていました。
ウラボシ科ヒトツバ属のシダ植物。

ヒトツバの胞子嚢

やや幅の狭い葉を裏返すと胞子嚢がビッシリ。

ヒトツバの胞子嚢

さてこの1つの胞子嚢の中に幾つの胞子が入っているのだろうか。

トキリマメの実

赤と黒でいかにも野鳥にピーアールしているように見えるのだが・・
多くのトキリマメの種子はズーと残っていて野鳥に食べられる気配がない。
試しにこの黒い種子を噛んでみたが固くて到底食べられない。
野鳥を相手にしていないのかとも思える。

シキミの花

木、枝、葉、花、全部毒成分を含んでいる。花は爽やかな香りがして中々きれい。

シキミの花

この辺の里山では通常3月に入ってからの開花が多いのだが、この谷間ではいつもこの時期に花が咲く。日当たりも悪くて寒い谷間なのにどうしてなのかな。


今日の記事は終わります。
最後までお付き合い頂きまして有難うございました。
次回もこの続きです。


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コメント

No title

今回はマイフィールドや五月山でも見られるものが多くてホッとしました(笑)
イワガネソウはまだ出合ったことないですイワガネゼネゼマイは多いんですけどね。もっともいつもそこまで確かめてないです。トキリマメの種と鞘は綺麗ですね。タンキリマメでも何時までも残っていること多くて、種子散布の不思議です。
ヒトツバの胞子嚢のアップ凄いですね!粒粒が見えたことないです。

No title

こんばんは
クロガネモチは此方でも公園や街路樹に植えられているので赤い実を
沢山付けている所を見掛けます。
またトキリマメの実やシキミの花も見ることが出来ます。
ナイスです!!~

No title

常緑のシダ類の観察にはもってこいの時ですね。
イワガネソウなど知らない名が出てくるのも楽しいです。

No title

冬でも緑のカニクサがあるんですね。
ヒトツバの群生はびっくり、まだ見たことのないシダです。
ソーラスの付き方もすごいですね。
シキミの花はずい分と早いですね。

No title

今晩は(^^)
今回もこちらでは見ない植物ばかりです!
この時期、陸中の森には青い葉の植物は野山では針葉樹かツゲなどの少数の樹木が主で草になると万年青ぐらいです
シキミって神前か仏前かに供えるものではありませんでしたか?
詳細な報告にナイス

No title

こんにちは!

トキリマメ、やっと名前を覚えたところです、、
来年は同じ場所に行って、黄色い花を見たいと思います・・・

オオハナワラビ
いいですね!
普通のハナワラビかと思いますが、ゴルフ場で
一株戴いてきて、毎年庭に出てくれます。
可愛いです~

これから、親戚廻りを兼ねて、
一泊で初詣でに行ってまいります、、、

ナイス! ☆彡

No title

オオハナワラビ、大きいですね❢ヒトツバも胞子がびっしり❢
トキリマメの実の赤と黒がパッと明るくなるようで印象的ですね。
シキミの花が綺麗です。
今回もたくさん、教えていただきました。ナイスです(^-^)👍👍

No title

> やすこさん
トキリマメもタンキリマメもいつまでも残っていますね。この色具合からして野鳥の種子散布を依頼しているのかと思いましたが、種子はかなり固い.ツルで伸びて行ってそこで種子を落とすのかなと推測しました。でもその場合こんな野鳥に魅力的な色具合にならなくてもいいのにとも思います。不思議ですね。
ナイス有難うございます。

No title

> ひまじんさん
冬の花の少ない時期に木々や草の実は色どりを添えてくれますね。
また野鳥にとっても貴重な食糧になる。自然は上手く出来ていますね。
ナイス有難うございます。

No title

> 田舎のオヤジ part2さん
シダも覚えようと思っていますが、似たようなのが多くて一向に記憶の中に溜まって行きません。せめて特徴のあるのだけと思ってやっています。
ナイス有難うございます。

No title

> 散歩道さん
カニクサは南の方では常緑と聞きました。この辺では枯れてしまうのとこのように冬でも緑の両方を見ることができます。
これも驚きの1つ。そちらの方ではヒトツバを見たことがないのですか。特別珍しいものではないが、どこにでもあるものと思っていました。
シキミはこの辺でも他の里山ではまだ蕾。この谷間は毎年1月には開花します。不思議に思っています。
ナイス有難うございます。

No title

> 山鰍さん
そうなのでしょうね。今の時期緑は針葉樹ばかり。
シキミはおっしゃる通り仏様に供える木ですね。この木はかなりの毒を持っているので大昔は人が死んで埋葬するときに野獣に、食い荒らされないようにこの木の枝葉を死体の回りに置いておいたとか。そこから寺に植えられ、仏事などに使われるようになったとか。
ナイス有難うございます。

No title

> コケモモ便りさん
トキリマメの花は夏から秋にかけて黄色い花を咲かせます。機会があったらご覧になって下さい。かわいい花ですよ。
庭に植えられているハナワラビは今の時期は胞子葉が出ていると思います。その胞子葉が20cmくらいだったらフユノハナワラビかなと思います。ゴルフ場などの日当たりの良いところに生えてくるのは
多分フユノハナワラビと思います。
これから初詣ですか。1月中は初詣の時期と聞きます。1泊旅行ですか。良いですね。
ナイス有難うございます。

No title

> アイウルラエレリオロさん
オオハナワラビは今までも時々見ていたのですが、フユノハナワラビと大きさはあまり変わらないものばかりでした。、今回はこれぞオオハナワラビというのに出会いました。それも群生で。
トキリマメの実が黒と赤の色の組み合わせがきれいでしょう。通常こういう場合は野鳥へのピーアールのケースが多いにですが・・・。
ここのシキミの開花は少し早すぎるように思います。爽やかな香りがします。
ナイス有難うございます。

No title

トキリマメは全く鳥にも美味しくないんですって。美味しい実と間違えて食べてもらおうと思ってるようですよ。だから1ヶ所に沢山はできないようです。面白いですね。

No title

> 山が好きさん
そうなんですか、トキリマメは鳥にとっては美味しくない。
無力的に着飾っても味には勝てないですね。
ナイス有難うございます。

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岐阜県各務原市の里山の自然を楽しみながら歩いています。
花や虫や野鳥などなんでも見てやろうの気持ちでいます。

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