ラクウショウ・コゴメウツギの花・アカハネムシ・ヒメウラナミジャノメー5月観察会：鵜沼の森

毎月定例の観察会は5月は鵜沼の森です。今年は5月11日でした。いつもの私の散歩の森がフィールドです。天気も良くてこの日はハルゼミがゼーゼーと大きな声で鳴いていました。大人に混ざって参加した2人の子供は「何だ？これは」　「ハルゼミだよ」というと「エッ、こんな時期にセミ？」と驚いていました。この時期森の中は昆虫が多くなってきました。記事も昆虫が多いです。
この時の様子を2回に分けてアップします。


ラクウショウ（ヌマスギ）

フィールドの中に小さな池があります。その畔に生えているラクウショウ。スギ科ラクウショウ属。


ラクウショウの気根

水辺の畔などに生えている時には呼吸をするために気根が地上に出て来ます。日本ではやや珍しい落葉針葉樹の仲間。


コゴメウツギ

米粒のような小さな花を咲かせる。コゴメウツギ＝小米空木。バラ科。


コゴメウツギ

コゴメウツギ

小さな花を良く見ると、なるほどバラ科。

ズミ

先日、ズミはアップしました。池の畔にもきれいな姿を見せていました。


ズミの花

虫たち
アカハネムシの仲間

アカハネムシの仲間には何種類かいます。その同定は胸部と頭部の縦横比率、とか胸部と頭部の幅の比率とか中々難しいので多分アカアｈネムシと思いますが「その仲間｝としておきます。


シマサシガメ幼虫

サシガメは幼虫はでも刺されると非常に痛いので要注意。


オオヤマカワゲラ

体長４～５ｃｍの大型のカワゲラ。この森の中にある小さな渓流で幼虫時代を過ごしたのか。

コアオハナムグリ

ハルジオンの花で。



ホソオビヒゲナガガ

ヒゲナガガ科。白くて長いヒゲ（触覚）を持つヒゲナガガの仲間。翅に白い帯がある。この個体のヒゲは1本しか見えないが当然普通は左右の2本あります。この長いヒゲをなびかせてヒラヒラと飛びます。


モンキツノカメムシ

一瞬、ハート型の模様のエサキモンキツノカメムシかと思いましたが。写真が不鮮明ばかりで無く模様はハート型でなくて黄色い模様なのでモンキツノカメムシ。



マルカメムシ

この植物はクズ。ツルに丸い小さなカメムシが沢山いました。その名の通りマルカメムシ。


ヒメウラナミジャノメ

ラクウショウの幼木を見ていたらその葉裏でヒメウラナミジャノメのカップルがデート中でした。


今回の記事は終わります。
最後までお付き合い頂きまして有難うございました。
次回はこの続きです。