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アオハダ・アカメガシワ・ヤマウルシ・ヤマハゼ・サトクダマキモドキの産卵痕・ルリビタキー1月中旬:鵜沼の森

1月中旬の数日間、近くの鵜沼の森を散歩しながら見た主に植物の記事です。この時期、花もない実もあまりないので地味ですが冬芽などを見ながら散歩しています。2回に分けてアップします。
今日は「その1」です。


伊吹山は雪模様
1.伊吹は雪模様220112鵜沼の森
私のブログには時々御岳山、乗鞍岳や伊吹山をアップします。その伊吹山は鵜沼の森からほぼ西の方向。天気が良ければ白い矢印の所に白くなった伊吹山が見えるはずです。この日は雲に覆われて見えない。多分伊吹は雪なのでしょうね。


アオハダ冬芽
2.アオハダ冬芽220112鵜沼の森
モチノキ科モチノキ属。落葉広葉樹高木。冬芽は小さな円錐形。冬芽を守っている芽鱗は無毛。


アオハダ葉痕
2-2.アオハダ葉痕220110鵜沼の森
葉痕は半円形~三日月型。葉痕の中に維管束痕は1つ。


アオハダの短枝
2-3.アオハダ短枝220110鵜沼の森 (3)
アオハダの大きな特徴は短枝が良く出来ることです。この短枝の長さは約5cm。短枝を良く見ると年輪のように枝の周りに細い線が出来ています。これは冬芽を守っていた芽鱗が落ちた痕。芽鱗痕。1年に1つ出来ます。この枝を数えました。正確ではないが約20数個の芽鱗痕がりあります。5cmくらい伸びるのに20数年かかったという事です。


アカメガシワの冬の実
2-4.アカメガシワの冬の実220112鵜沼の森
アカメガシワにまだこんな実がついていました。


アカメガシワの冬芽
2-5.アカメガシワ冬芽220110鵜沼の森
冬芽には芽鱗が無くて毛が沢山生えていて冬の寒さや乾燥から芽を守っています。冬芽に筋が見えるのは葉脈。数年前に流行ったラグビーの五郎丸が良くやったポーズの手の形に似ていると思います。


アカメガシワの葉痕
2-6.アカメガシワ葉痕220110鵜沼の森
トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木。枝先も毛で覆われていて葉痕は円形~楕円形。維管束痕は7~8個あるでしょうか。


ニセアカシアの冬芽・葉痕
2-7.ニセアカシアの冬芽・葉痕220110鵜沼の森
2つの鋭いトゲに守られています。葉痕は真ん中で丸みのある三角形で真ん中が盛り上がって3つに割れています。冬芽はこの3つに割れている中に隠れて(守られて)います。春になるとここから新しい枝が伸びて葉が出てきます。


ヤマウルシの冬芽
2-8.ヤマウルシの冬芽200115鵜沼の森 (2)
ウルシ科ウルシ属。頂芽は大きくて水滴型~円錐形。これも裸芽で毛が沢山生えて芽を守っています。ヤマウルシとヤマハゼは普段は違いを区別するのに苦労することがありますが、冬芽を見ると違いがよく分かります。


ヤマウルシの葉痕
2-9.ヤマウルシの葉痕200115鵜沼の森
大きなハート型~三角形。維管束痕は5個以上がV字型に並ぶ。


ヤマハゼの冬芽
3.ヤマハゼ冬芽220110鵜沼の森 (3)
ウルシ科ヌルデ属。冬芽はヤマウルシと同じ裸芽。形は円錐形で先がとがり、少し長さが違ってヤマウルシほど整っていない。


ヤマハゼの葉痕
3-2.ヤマハゼ葉痕220110鵜沼の森
形はやや横長のハート型。維管束痕はハート形に並ぶがヤマウルシより1つ1つは小さい。


リョウブの冬芽
3-4.リョウウブの冬芽220110鵜沼の森
リョウブの冬芽は芽鱗に包まれて守られています。でもその芽鱗は結構早く剥がれてしまいます。それで本当に冬芽を守っているのか?。芽鱗が剥がれて落ちる前です。この様子をナポレオンハットと呼ぶこともあります。ナポレオンの帽子に似ているかもしれません。


リョウブの冬芽と葉痕
3-3.リョウブの冬芽・葉痕220110鵜沼の森
芽鱗が早くも剥がれて裸芽になった。葉痕の形は三角形~ハート型。維管束痕は少し突き出しています。


サトクダマキモドキの産卵痕
4.サトクダマキモドキの産卵痕220110鵜沼の森
木の小枝の下側に何か毛のような物が細長くついています。夏~秋に登場するキリギリスの仲間のサトクダマキモドキ(もしかしたらヤマクダマキモドキ)の産卵痕です。


サトクダマキモドキの産卵痕
4-2.サトクダマキモドキの産卵痕220110鵜沼の森 (2)
1度だけ産卵している様子を見たことがあります。口で小枝に傷をつけてそこに体を曲げて産卵管を入れて産卵していました。


メジロが柿の実を
5.メジロが柿に220117鵜沼の森 (2)
灰色の空をバックに撮ったのでなかなかきれいな色にはならなかったですが、何とかメジロと分かる程度には撮れました。


メジロが柿の実を
5-2.メジロが柿に220117鵜沼の森
下にはまだ口をつけていない実があるのですが、行儀よく1つの実を食べ終わるまで口をつけないのですね。


ルリビタキ
5-3.ルリビタキ雄220109鵜沼の森
森から舗装道路に出たらルリビタキが目の前5m位の所に飛んできた。


ルリビタキ
5-4.ルリビタキ雄221009鵜沼の森
あわててカメラを構えて2~3枚撮ったら飛んで行ってしまった。短時間ですが嬉しかったです。


今日の記事は終わります。
最後までお付き合い頂きまして有難うございました。
次回はこの続きです。






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コメント

No title

アオハダも短枝がよく発達するのですね、アオハダ五月山にありますが冬芽が観察できる高さではないかもです。
他のは以前アップしたことがあります。
サトクダマキモドキの産卵痕よくわかりますね!見たことがないです。口で穴をあけるのですか!面白いですね。

冬芽

冬芽もいろいろ有って今の時期の楽しみですね。アカメガシワの冬芽は五郎丸の指の形ですね、ナイスショットです!ルリビタキの撮影、おめでとうございます。最近は地面に降りている姿をよく見るようになりました。

No title

アオハダは短枝が目立ちますが、5cm伸びるのに20数年とは驚きました。
芽鱗痕を数えたことはなかったです。
アカメガシワの冬芽は五郎丸の手の形ぴったりですね。
サトクダマキモドキの産卵痕は毎年見たいと思ってますが、いまだに見つかりません。

No title

こんばんは。

花の時期が終わると植物も忘れられてしまうことがおおいですね。
冬の間もこうして観察するといいのでしょうが、、、
サトクダマキモドキの産卵痕をよく見つけましたね。
まだ見たことがありません。
ルリビタキにも会えたようで、よかったです!!

No title

yasukoさん
コメントありがとうございます。
今の時期、近くの冬山を歩いていて木々の枝先を見るとすぐにあれはアオハダと分かる位短枝が出来ます。
サトクダマキモドキの産卵痕は冬芽を探していて見つけました。

No title

nika4さん
コメントありがとうございます。
冬芽も色々と面白いものがあって観察するものが少ない時には結構楽しめます。アカメガシワの冬芽は毎年何回も見ているのですが、今回が一番五郎丸の手に似ていました。
今日も森の中でルリビタキ雄に出会ったのですがカメラを構えたら逃げて行ってしまいました

No title

緑の散歩道さん
コメントありがとうございます。
アオハダなどの短枝の芽鱗痕を時々数えますがどれもビックリするほどの年数が掛かるのですね。1cm伸びるのに何年もかかるようです。
サトクダマキモドキの産卵痕は冬芽の写真を撮ろうとしている時に見付けました。ある時は必ず枝の下側にあります。1度見つけることが出来ると良いですね。

No title

田舎のオヤジさん
コメントありがとうございます。
今は里山も見るものが少ないのでこうした冬芽などを見て楽しんでいます。見慣れてくると結構楽しいものです。
サトクダマキモドキの産卵痕は冬芽の写真を撮ろうとしていて見つけました。1度産卵中の様子を見たのですぐにこれは産卵痕だと分かりました。必ず枝の下側に産卵します。
ルリビタキの姿を最近は時々見かけるよなって来ましたね。

こんばんは♪

冬芽にも気を付けるようになったのはトミさんの影響かな?
でもマクロで取らないので違いは分かりません💦💦
ニセアカシアの冬芽はすごい棘に守られて、リョウブはナポレオんハット!なるほどでーす^^

メジロは柿の実も食べるのですね。
わ~幸運の青い鳥、ルリビタキが飛んできて良かったですね~♪
いいことあるかも^^

愉快な冬芽♫

沢山の樹木の冬の姿をとても感心して観ました♪
アカメガシワの冬芽はラグビーの五郎丸ポーズ🤩
全くその通りの姿に驚きました。
リョウブは良く知っている木ですが冬芽を守る鱗片がナポレオンハットのようだとは全く注目したことがなかったのでとても良い勉強になりました。
今度行った際に見てみたいものです(*^▽^*)
メジロと柿♫ まだ柿がしっかりしていますね!
私の方の渋柿は皆溶けたような熟し柿になっていて
専らヒヨドリとシロハラ専用のレストラン状態です!
メジロが追われてしまうようです。
ルリビタキは羨ましいばかりです🤩
ありがとうございました。

RE:こんばんは♪

miyakoさん
コメントありがとうございます。
冬は見るものも少ないからこうした冬芽にも眼が行くようになります。見慣れてくるとそれぞれの木によって特徴があってそれなりに面白いです。
メジロは柿の実が好きなようです。1つを食べ終わらないと他の柿には口をつけない(?)ようで行儀が良いと思います。
ルリビタキが目の前に飛んで来て撮れたので嬉しかったです。

RE:愉快な冬芽♫

風の谷の鰍さん
コメントありがとうございます。
こんな時期だからというか仕方ないからというか真冬は樹木の冬芽を観察するのにいい時期だと思います。それぞれの樹木に特徴があって面白いですよ。アカメガシワの冬芽ご賛同いただきまして有難うございます。
こちらではまだ柿以外にも野鳥の餌になるものが結構あるので今の所メジロが追われるようなことは無いと思います。柔らかい柿を堪能しているようです。ルリビタキは時々出会いますがまだ落ち着きがない様ですぐに逃げて行ってしまします。

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岐阜県各務原市の里山の自然を楽しみながら歩いています。
花や虫や野鳥などなんでも見てやろうの気持ちでいます。

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