fc2ブログ

記事一覧

クサギの冬芽・コウヤボウキの冬芽・カニクサ・チャバネフユエダシャク・テングチョウー1月中旬:鵜沼の森

前回に続いて、1月中旬、近くの鵜沼の森を何回か散歩しながら見た主に植物です。
今日は「その2」です。


コナラの冬芽
1.コナラの冬芽220107鵜沼の森 (2)
コナラの小枝の先を見ると御覧のように5~6個の冬芽が固まって付いています。コナラの特徴の1つ。これが春になると伸び始めます。


コナラの枝先
1-2.コナラの枝先190119鵜沼の森
コナラの枝先を見ると真ん中がスーと伸びていて回りに数本の枝が纏まって伸びています。冬芽を見るとこの枝の伸び方は納得です。コナラはアベマキやクヌギの枝先と少し違うところです。もっともコナラは他の姿を見れが判断がつきますが。


クサギの冬芽
1-3.クサギの冬芽190106自然遺産の森 (2)
クサギの頂芽。頂芽は丸みのある三角形で長さは1~3mm。色は紫褐色。


クサギの葉痕
1-5.クサギの葉痕220112鵜沼の森 (2)
クサギの冬姿でなんといっても特徴は葉痕が横に張り出している所です。維管束痕は葉痕の縁に沿ってU字型に並んでいます。


クサギの側芽
1-4.クサギの側芽220112鵜沼の森
葉痕の上に小さな紫褐色の側芽があります。

ズミの木の姿
1-6.ズミの冬220112鵜沼の森
落葉小高木ですが、この森ではせいぜい樹高は3m位しか生りません。この木も短枝が出来ますが短枝はしばしば刺状となります。実は皆食べられたか落果した冬の木の姿です。


コウヤボウキの綿毛
1-7.コウヤボウキの綿毛190109鵜沼の森
この森では珍しく少しピンクがかった綿毛がありました。


コウヤボウキの冬芽
1-8.コウヤボウキの冬芽190109鵜沼の森
コウヤボウキの枝を見ると白い小さなものが着いています。アップで見るとこれが冬芽。春になると葉になります。冬芽は白い毛で覆われて守られています。これは2年目の枝とという事になります。3年目にはこの枝は枯れてしまいます。


コマユミの冬芽
1-9.コマユミの冬芽181231鵜沼の森 (3)
アップで見ると筍のようですね。


コマユミの葉痕
1-9-2.コマユミの葉痕181231鵜沼の森
非常に小さな半円形。維管束痕は見難いですが弧状で1個。


カニクサ
2.カニクサの葉220117鵜沼の森
部分的に枯れているが結構大きなカニクサがありました。シダの場合、地上に出ているのは1枚の葉。という事でこれも全部で1枚の葉。


カニクサの胞子葉
2-2.カニクサの栄養葉・胞子葉220117鵜沼の森 (2)
やや幅広の葉と幅が狭い葉があり、狭い葉の縁には何かついています。こ何かがカニクサの場合、胞子嚢。


タンキリマメの葉
2-3.タンキリマメの葉220117鵜沼の森
マメ科のツル性多年草。多くのタンキリマメは冬には枯れてしまうのですが、この株は昨年もそうでしたが冬でも青々とした葉が茂っています。


ヒメカンアオイ
2-4.ヒメカンアオイ蕾220110鵜沼の森
例年は12月中旬~下旬に花が咲くことが多いのですが、この冬はどうした訳かまだ花が開花しません。この株ばかりでなく他の株もまだ蕾の状態です。


ヤマイワカガミの紅葉
2-5.ヤマイワカガミの紅葉220109鵜沼の森
昨年の12月25日にアップした記事で自然遺産の森の尾根筋で見たヤマイワカガミの葉が紅葉しているのをアップしました。その後、ここ鵜沼の森の里山の麓に或るヤマイワカガミの葉を見ていてようやく紅葉しました。同じエリアでも少し高い尾根と麓では1か月近く違うのですね。


カシラダカ
3.カシラダカ220102鵜沼の森
田んぼの道を歩いていて遠くで鳥が数羽飛び上がって木の枝にとまった。双眼鏡で見てカメラのズームを伸ばして撮った。カシラダカ。今シーズン初めてなのでこんな写真でもアップします。


これ何だ?
3-2.マガモ雌220117鵜沼の森 (2)
池に張り出している枝に何やら面白い姿で止まっている。周りを見ると分かるのですが、マガモの雌が片足で木に止まって首を羽に入れて休んでいる姿です。


チャバネフユエダシャク
4.チャバネフユエダシャク211224鵜沼の森 (2)
舗装道路を歩いていて見つけました。フユシャクのような昆虫が少し動き回っている。クロスジフユエダシャクより少し大きい。クロスジは今の時期姿をあまり見ない。


チャバネフユエダシャク
4-2.チャバネフユエダシャク211224鵜沼の森 (5)
翅の模様には幾つか変化が有るようですが、調べて見るとチャバネフユエダシャク。11月~1月が出現期とあります。


テングチョウ
4-3.テングチョウ200110合戸池:鵜沼の森 (3)
暖かい日、越冬中のテングチョウが飛んできました。日の当たる葉の上に来て止まった。


今回の記事は終わります。
最後までお付き合い頂きまして有難うございました。
スポンサーサイト



コメント

冬芽

植物の冬芽や種子もよく見るといろんなのが有って面白いですね。コナラの冬芽は赤茶色に白い縁取りが有って綺麗です。コマユミの冬芽はタケノコのようで面白いですね。ナイスショットです!

No title

越冬中のテングチョウ、この寒い毎日が続く中目覚めたのですか。暖かい日に日光浴しているところはたまに見ましがこのところ寒くてびっくりです。
チャバネフユエダシャクはまだ出会ったことないです。うちの辺りじゃクルスジフユエダシャクしか見たことないです。
カニクサは胞子嚢群は以前一度撮ったことがありますができる時とできないときとあってなかなか撮りにくいものが多いですね。

冬芽の観察も最近サボっています。一度撮ったものはもう良いかななんて思ってついもうパスしてしまいますね。

こんばんは♪

私もピンクのコウヤボウキがあるのを去年、初めて知って驚きでしたが、このように自然になるものなのでしょうか?

今は枯れ木のような庭の木の、冬芽が出ているのを確かめて安心しているこの頃です(笑)

マガモのお休みスタイルは、私から見れば余計疲れそうですよ(爆)

No title

こんばんは。

今回の冬芽・葉痕・維管束痕など興味深く見せていただきました。
カニクサの胞子嚢は面白いつき方をしているのですね。 こういうシダ植物もあるのですね。

チャバネフユエダシャクも初めて見る蛾です。
テングチョウも暖かさに誘われて出てきましたか。

「鵜沼の森」もいいところですね!!

No title

冬芽のどアップの画像がどれも見事ですね。
私もこんなふうに撮りたいのですが、どうもピントが合いません。
カニクサやタンキリマメが冬も緑なんですね。
狭山丘陵ではカニクサは夏緑性です。
テングチョウはもう飛ぶのですね。

No title

冬芽や葉痕を拡大して見ると面白いですね。
私も先日、コブシとハクモクレンの花芽の違いを観察しました。トミさんのおかげです。
カシラダカにはこの冬まだ会えていません。

RE: 冬芽                

nika4 さん
コメントありがとうございます。
木々の冬芽はそれぞれ特徴があって見ると結構面白いですね。葉痕も色々な形があるので何に似ているか想像するのも楽しいです。

No title

yasukoさん
コメントありがとうございます。
冬越し中の昆虫、中でもチョウは天気がいい日にはテングチョウやキタテハ等時々姿を見せることがありますね。
私もクロスジフユエダシャクと思って近づきました。見るとやや大きい。翅の色模様が少し違う。写真に撮って調べました。私も今回がチャバネフユエダシャクに会った最初かと思います。確かにカニクサのソーラスはどの株にも出来ているものではないですね。

RE::こんばんは♪

miyako さん
コメントありがとうございます。
この地域ではピンクのコウヤボウキの綿毛は少ないですが、関東方面ではもっと高い確率で或る様です。ピンクの綿毛を見つけると少し嬉しくなります。
そうですね、冬芽が生きていれば木も生きている証拠ですね。
野鳥が片足で立っている姿を良く見かけますが、ほんと、疲れないのだろうかと心配になります。

No title

田舎のオヤジさん
コメントありがとうございます。
カニクサは面白いシダですね。かなり高く伸びて巻き付いて行っても1枚の葉。どうも信じられない感じがします。胞子葉にが出来てソーラスが着くのはどの株でもそうかと言うと胞子葉がない株の方が多いように見えます。
チャバネフユエダシャクは今回私も初めて出会いました。

No title

緑の散歩道さん
コメントありがとうございます。
カニクサは暖かい地方では常緑とか。東海地方では冬に枯れる株と冬でも枯れない株が共存しています。今回アップした株は部分的に枯れていました。
暖かい日だったこの日はテングチョウも陽だまりに飛んで来てくれました。冬越ししている姿を見付けたいのですが、中々見つかりません。

No title

山が好きさん
コメントありがとうございます。
大寒の前後の自然では冬芽や葉痕を見て観察した気分になっています。見ているうちにそれぞれ特徴があって面白くなって来ますね。
カシラダカにまだ出会ていないですか。最近こちらの里山でも少しづつ冬鳥に出会うことが出来るようになってきました。

1~3ミリの芽!(^^)!

こんにちは(^^♪
クサギの頂芽が僅か1~3mmですか😅
優秀なマクロ機能のカメラに天晴です🏁!(^^)!
コウヤボウキは我が方では見たことがないのです!
イワカガミの葉は春にこのような色具合をしていたのを思い出しました♪(*^▽^*)
テングチョウが見られるのは我が方とくらべと天地の違いです😅
ナイスナイス👍

No title

風の谷の鰍 さん
コメントありがとうございます。
このデジカメのマクロ機能はほんと助かっています。今まではルーペで見ていたのですが、このデジカメのお陰でルーペいらず、さらに顕微鏡で見るような世界まで見せてくれます。
やはりそうですか、コウヤボウキは北東北にはないのですね。イワカガミの葉は秋の終わりから紅葉して春になるとまた緑の葉に戻ります。山鰍さんが見る春の葉はまだ緑になる前の葉なのですね。
冬でも暖かい日にはテングチョウやキタテハなどの冬越ししているチョウも姿をい見せてくれる時もあります。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

トミさん

Author:トミさん
ヤフーブログから移って来ました。よろしくお願いします。
岐阜県各務原市の里山の自然を楽しみながら歩いています。
花や虫や野鳥などなんでも見てやろうの気持ちでいます。

最新コメント

コンパクト月別アーカイブ

コンパクト月別アーカイブ