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ユリノキ・ムクロジ・コガネグモ・ヒラタグモ・ジョロウグモ・ツミー2月の定例観察会:自然遺産の森

2月10日は毎月定例の観察会をいつもの自然遺産の森で行いました。
今日はその時に見た植物やその他の生き物「その2」です。


ユリノキ
1.ユリノキ190202自然遺産の森
森の入り口の広場にシンボルツリー的に大きなユリノキがあります。冬枯れの姿です。



ユリノキの実
1-2.ユリノキの実240210自然遺産の森 (39)
枝先をズームアップして見ると御覧のように実が沢山生っています。1つの実は数十個の種子から出来ていてその種子は内側から風で飛ばされてクルクル回って遠くへ種子散布されます。



ユリノキの種子
1-3.ユリノキの種子220116自然遺産の森 (2)
とは言っても木の周辺にも沢山の種子が落ちています。大きな翼があり端に種子があります。カエデの種子と同じでクルクル回りながら地上に落ちてきます。



ムクロジの冬芽
1-4.ムクロジの冬芽220211自然遺産の森
ムクロジ科ムクロジ属。葉痕の上にチョコンと仮頂芽がついています。



ムクロジの葉痕
1-5.ムクロジ葉痕220211自然遺産の森
ムクロジで面白いのは葉痕。さてお猿さんに見えますか、それともヒツジそれとも笑った人間の顔?



ウワミズザクラの枝先
1-6.ウワミズザクラ枝先220116自然遺産の森 (2)
ウワミズザクラの枝先を見るとゴツゴツしたものが沢山見えます。冬芽です。



ウワミズザクラの冬芽・葉痕
1-7.ウワミズザクラの冬芽190202自然遺産の森
冬芽はコブのように盛り上がった落枝痕の端に出来ます。これを繰り返すのでこの部分が更にコブのように膨らんできます。遠くから見ると冬は枝に沢山のコブが出来ているように見えます。枝先を見ると一見して樹木はウワミズザクラと分かります。



フタホシヒラタアブ
2.フタホシヒラタアブ?240210自然遺産の森 (52)
陽だまりでヒラタアブの仲間が休んでいました。ヒラタアブの仲間は沢山いるので調べたら「フタホシヒラタアブ」が一番近いのかなと思います。



イノシシのこすり痕
2-1.イノシシのこすり痕;毛240210自然遺産の森 (1)
イノシシがヌタ場で体に泥を塗りつけてダニなどから体を守ります。その後、近くの木などに体をこすりつけて泥をそぎ落とす。それがこれです。よく見るとその時に体の毛も木に着いてしまうことがあるようです。イノシシの毛が数本見えます。



コガネグモの幼体
2-1.コガネグモ幼体240210自然遺産の森 (80)
コガネグモは幼体で冬を越します。今回は建物の外壁の隙間に子クモがいるのを見つけました。こんなところで冬を越しているのですね。



ヒラタグモの巣
2-1-2.ヒラタグモの巣240210自然遺産の森 (34)
ということで森の中の管理棟の外壁で虫たちが人間の建物を利用している様子を観察して見ました。まずはヒラタグモ。



ヒラタグモの巣
2-2.ヒラタグモの巣240210自然遺産の森 (36)
外に出ている梁の下側にも。ヒラタグモは周りに森があってもこうした建物をよく利用します。この建物にも沢山ありました。これは卵ではなくて巣。巣から糸が長く伸びていますが。これはこのクモの獲物キャッチ用。この糸に何か獲物が触ると巣の中から素早くクモが出てきて獲物を捕らえる。



ハラビロカマキリの卵とヒラタグモの巣
2-3.ハラビロカマキリの卵とヒラタグモの巣240202自然遺産の森 (25)
ハラビロカマキリも良くこうした建物の外壁に卵を産み付けます。



観察会
2-4.観察会風景240210自然遺産の森 (36)
建物を覗く怪しい人たちではありません。建物の外壁を見ながら探している私の仲間です。



ジョロウグモの卵
2-5.ジョロウグモの卵240210自然遺産の森 (31)
3年ぶりくらいにジョロウグモの卵を樹木の窪みで見つけました。3年ほど前にはほとんどジョロウグモがいなくなりましたが2年ほど前から少しづつ復活してきました。でも中々卵が見つからなかった。ヒラタグモの巣とよく似ていますが、外へ長く伸びている糸がありません。



ジョロウグモの卵
2-6.ジョロウグモの卵240210自然遺産の森 (32)
ジョロウグモの場合、もう一つ卵の産み付け方があります。葉を数枚重ねてその中に卵を産み付ける。それが冬の間風で飛ばされないように糸で小枝にくくっりつける。その姿がこれです。これも3年ぶりくらいに見つけました。それでも卵の数はかつての数分の1くらいでしょうか。



ツミ
3.ツミ240210自然遺産の森 (22)
仲間と歩いていると突然キェキェ・・・・と大きな鳴き声が聞こえてきて森の中の木立へ消えた。一瞬カケス?と思ったがやはり鳴き声が違う。追いかけて木立の中へ入り探しました。そして見えた鳥がこれ。後ろ姿でピントが甘い。大きくはない。



ツミ
3-2.ツミ240210自然遺産の森 (24)
ハイタカかなとも思った。こちらを向いた。眉斑はほぼ見当たらない。ハイタカ?それともツミ?大きさは少し離れていてあまり正確には分からない。多分、小鳥を追いかけて木立の中に飛び込んのだろう。そして小鳥を捕まえ損なったのかな?



ツミ
3-3.ツミ240210自然遺産の森 (21)
首は180度回るのですね。ハイタカにも眉斑が良く見えない個体も中にはいるそうですが、今回は一応ツミとしました。


今回の記事は終わります。
最後までお付き合い有難うございました。




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コメント

No title

こんにちは。

ユリノキの木が数百メートル離れたところにあるのですが、北風に乗って我が家にも飛んできます。
建物の板壁に張り付いたヒラタグモの巣と樹肌についたジョロウグモの卵はよく似ていますね。
これは間違えそうです。
ツミもいるのですね!
やはり猛禽、精悍な顔をしていますね。



No title

フィールドでツミを見つけられて良いですね!こちら猛禽は、なかなか猛禽に出会ったことがないです。
見つけるのが難しいのでしょうね。時々襲われた野鳥の羽を見ることはありますけどね。
蜘蛛の巣にも詳しいんですね。こちらジョロウグモは結構いますが、巣はこちらの観察力がないせいでしょうあまり気づいたことないです。
冬目の観察も木が高くなってしまってなかなか難しくなりました。

No title

以前、通勤帰りの公園に大きなユリノキが並んでいたので、風に乗って回転しながら落ちてくる種を見たのを思い出します。
ツミは何度か見たことがありますが、首がこんなに回るとは驚きました。

こんにちは

ユリノキの実の多さに驚きますね~
こんなにたくさんの実があっても育つのは・・・・・厳しいですね。
ムクロジの葉痕の顔が、笑っているようにも見えたり、泣き顔にも見えたり・・・おもしろいなぁ~
蜘蛛の巣から蜘蛛の名前がわかるんですね~
蜘蛛も子孫を残すために知恵をしぼってすご~~い!

ツミの鋭く厳しい顔が見事ですね!

No title

田舎のオヤジさん
コメントありがとうございます。
ユリノキは高木になるので風でかなり遠くまで種子が運ばれますね。この森でも思いがけないところにユリノキが生えてきています。
ヒラタグモの巣と樹肌についたジョロウグモの卵はよく似ているでしょう。注意して見ないと間違えてしまいそうですね。
ツミが止まっているところは初めて撮れました。小さいけれども猛禽類の顔ですね。

No title

yasuko さん
コメントありがとうございます。
私も猛禽類が止まっているところを撮れたのは今回が初めてです。運が良かったです。
昨年はジョロウグモはかなり沢山見かけたので卵も沢山あるだろうと思っていましたが、冬になって探したのですが数は少なかったです。まだ完全にはジョロウグモは復活していないですね。

No title

山が好きさん
コメントありがとうございます。
ユリノキは大木になるので冬の風に乗って遠くまで種子が運ばれますね。思いがけないところに生えてきていることもあります。
ツミが止まっているところを撮れたのは初めてです。首は180度回るのですね。ビックリ。

RE:こんにちは

徒然散歩さん
コメントありがとうございます。
そうですね、ユリノキに出来た種子の数は天文学的な数だと思います。それが毎年、毎年出来て風で運ばれて・・・。発芽して大きくなるのは数えるほど。
ムクロジの葉痕、面白いですね。そろそろ冬芽葉痕の観察も終わりの頃ですね。新芽が伸びて、花が咲いて・・・。他に見るものが増えてきます。楽しみですね。
クモも色々な特徴を持っていて少し調べると面白い生き物だなと思います。
猛禽類が止まっているところを撮ったのは私はは初めてでした。先日の徒然散歩さんのようにチョウゲンボも撮って見たいです。

こんばんは♪

ユリノキの実成りすごいですね。いつものことですか?
種子を植えたら生えてくるかしら?
でもこの辺にはユリノキはありません。
ムクロジの葉痕は目が垂れたヒツジに見えますよ(笑)

ジョロウグモも卵の産み付けにいろいろ工夫をしているのですね。
ツミは初めてです。
首が180度まわるのですか? ひぇ~

RE:こんばんは♪

美風(mifu)さん
コメントありがとうございます。
このユリノキは毎年ほぼこの位の実が生ります。種を植えれば多分生えてくと思いますが非常に大きくなる木なので庭木には向かないのではないかと思います。花はかなりきれいです。
ムクロジの葉痕は目が垂れたヒツジに見えますか。そろそろ冬芽を楽しむ時期も過ぎようとしています。花が咲き、葉が出てくると冬芽どころではなくなりますね。ジョロウグモの卵は枯れ葉に産み付けられているのはなかなか見つけるのが難しいです。見慣れてくると葉の陰に少しの糸が見えます。
ツミがとまっている姿、初めて撮ることが出来ました。私も撮ってビックリ、首が180度回っている!。

こんばんは♪

ユリノキはこちらではあまり見たことが無いですが、
(単に知らないだけかもしれませんが)背高ノッポさんですね。
それに実成が凄いです。これらのタネが風に乗って地に落ちて
幼木に成るのにどれだけの年月がかかるのでしょう。
ムクロジの葉痕・・・ヒツジかヤギさんに見えました。穏やかな顔つきですね。
イノシシが泥をつけたら、逆にダニ以外の害虫に遣られてしまうのではないか
と思ってしまいましたが。。。
ジョウロウグモの卵、いろんな知恵を持って守られているのですね。
ある意味、人間を越えた種の保存を感じます。
ツミの首の回る事・・・ビックリです。これも命を守る技ですね。

RE:こんばんは♪

ささにしきさん
コメントありがとうございます。
ユリノキは明治の初めにアメリカから公園木として入ってきました。公害にも強いということで街路樹として使われている地域もあります。種子が飛んで芽をだして多分7~8年でそれなりに大きくなるのではないでしょうか。5月頃きれいな花が咲きます。
イノシシはこれが健康法の1つのようで泥を体に塗りつけても大丈夫なのでしようね。人間はこうはいきませんですね。野鳥がその辺の水たまりで水浴びするのと似ているかもしれません。
自然の中で生きている生き物はそれぞれ素晴らしい知恵を持って生きているのだなと感心します。

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岐阜県各務原市の里山の自然を楽しみながら歩いています。
花や虫や野鳥などなんでも見てやろうの気持ちでいます。

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